2801865402_0520e0162c_z

近頃、ニュースなどで富士山の入山有料化が囁かれています。

今日はそのことについて少し触れてみます。

富士山は知っての通り日本一高い山です。

その標高は3776Mを誇ります。

標高のみならず、その美しい円錐の姿形は、

多くの登山家、そして芸術家たちをも魅了してきたと言われています。

 

富士登山は山開きとなる7/1〜8/26の山じまいの間がシーズンと言われていて、

その期間には毎年約30万人以上の登山客が訪れると言われています。

近年のパワースポットブームも影響して、毎年登山客は増えているようです。

 

ちなみに、その期間以外での登山も可能ではありますが、

気候が厳しくなり、登山は非常に難しいものになります。

 

そして、大抵の山小屋は上記の7月上旬から8月下旬程度で、

営業を終了してしまうので、仮眠や休息、食べ物や飲み物の調達はできません。

更にはトイレも山小屋に併設しているためため、利用できなくなってしまいます。

寒さの装備もさることながら、飲食物やトイレの装備も別で必要になってきます。

 

以上の理由から、シーズン中以外の登山は非常に厳しいものになります。

あまり初心者の方にはおすすめできませんので注意してください。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

富士山の入山有料化は何年も前から検討されてきました。

それが今年の7月のシーズンから試行されうる可能性が高いようです。

金額は一人当たり500円〜1000円で、五合目以上を目指す人を対象に検討されています。

 

理由は環境保全目的のためです。

富士山のゴミ問題は以前から問題視されていますね。

ゴミが多かったために世界遺産になれなかった。とまで言われています。

現在も世界遺産の登録を目指していますが、

未だその願い叶うには至っていません。

 

そこで環境保全協力金としての入山料の徴収案が浮上しました。

 

これにはもう一つの狙いがあり、増えすぎた登山客を抑制することです。

登山客が増加したことによるマナーの悪化。

数に限りがあるトイレには、以前より長蛇の列ができるようになりました。

ゴミの増加、排泄物の処理など、環境面、衛生面からも様々な問題が挙がります。

そういった登山客の増加による問題を入山料徴収することにより、

抑制したいとの狙いもあります。

 

 

美しい自然を維持するためには、

・保全のための費用

・登山客のマナーの向上

この二つが不可欠と言われています。

 

その中で、こうした入山有料化の案が浮上することは必然の流れなのかもしれません。

 

しかし、まずは登山客一人一人の意識というものを見直すよう、

今以上に問題視し、しっかりと議論していただきたいと思います。

その上で入山料をよく吟味していただきたいです。

有料化したことにより、マナーが悪化しては元も子もないのですから。

 

一人一人のマナーが改善されればゴミは確実に減ります。

そこにお金を投入して、撤去するというのは、ある種最終手段。

悲しい答えに思えてなりません。

 

 

美しい富士山を日本人の手で壊してどうするのか。

美しい富士山を日本人の心で守りましょう。

 

そのための入山料と思えば安いものなのかもしれません。

しかしこれからもまだまだ課題は山積みです。

 

 

富士山が一日でも早く、世界遺産として世界で認知されることは、

日本人大半の願いではないのかと思います。

 

入山有料化は、その第一歩となるのでしょうか。

そうなることを願う次第です。

 

 

 

,
Trackback

no comment untill now

Add your comment now