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もうニュースなどでご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますが、

この度富士山が世界文化遺産に登録されるようです。

正式な決定は6月に行われるユネスコ世界遺産委員会でされる見通しです。

しかしながら、もうほぼ間違いはないのではないでしょうか。

先日当ブログで富士山は世界遺産になれるのか

という記事を書いたばかりだったので、

僕自身もそのタイミングに驚きました(笑)

今回のニュースは日本人にとってとても喜ばしいことですね。

 

しかしながら、一つ引っかかる点が…

富士山が“ 世界文化遺産 ”になるということです。

世界遺産には大きく3つに分類されます。

「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」です。

文化遺産とは文字通り、顕著に普遍的価値を有す物に大して与えられる称号です。

農業の文化などが認められるケースもありますが、

知っての通り、主に建造物などが多いのが特徴です。

日本でも京都のお寺などの世界遺産は、この“文化遺産”に登録されています。

 

どちらかというと富士山は“自然遺産”のような気がしてきますよね。

もちろん富士山も自然遺産の登録を目指していたようです。

しかし自然遺産はハードルが文化遺産より高いようです。

今回富士山は、日本古来からの歴史や、葛飾北斎などが浮世絵の題材にしたように、

芸術性を高く評価され、“文化遺産”に登録が認められました。

しかし周辺が観光地化、都市化しすぎと判断され、

念願の“自然遺産”での登録は叶わなかったのです。

 

そう考えると少し残念な部分もあります。

実際に、“文化遺産”で妥協したのではないか?との意見も囁かれています。

 

余談ですが、日本にも“自然遺産”として登録されているものは4つあります。

「屋久島」「知床」「白神山地」「小笠原諸島」です。

どれも素晴らしい自然を持つ場所だと容易に想像ができます。

それだけ“自然遺産”に選ばれるにはより審査が厳しいのです。

 

“複合遺産” という言葉も僕は少し新鮮に感じました。

同じように気になった方もいらっしゃると思うので、少しだけ触れてみます。

 

こちらも文字通り“文化”、“自然” の両方を兼ね備えたものだけが認められます。

なので“自然遺産”より審査が厳しいことはいうまでもありません。

有名どころでいうと、

“マチュピチュ”(ペルー)、“泰山”(中国)、“カッパドキア”(トルコ)

などが “複合遺産” にあたります。

行ったことはありませんが、納得の選出かと思います。

 

世界遺産は全体で登録が900以上ある中で、

“複合遺産”での登録は現時点で29つです。

日本にはまだ“複合遺産”として認められたものは一つもありません。

 

富士山が今回世界“文化遺産”に選出される見通しとなっていますが、

是非とも“複合遺産”をこれからも目指していってほしいと思います。

日本では“複合遺産”を目指せるもの。となっただけで、

かなり絞られてしまいそうです。

これからも富士山の世界遺産の話題には目が離せません。

 

今回のニュースを受けて、早くも地域の活性化が始まっていたり、

現地では経済効果が現れてきているようです。

 

これを機により多くの外国人観光客にも、富士山に上っていただきたいですね。

ちなみに僕もまだ山頂には到達していません(笑)

今年の夏は是非チャレンジしたいなとも考えています。

 

これからより一層富士登山にも関心が高まるのではないかと思います。

 

 

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