peace-of-world

我が国では年間およそ3万人もの人が自ら命を絶っています。

前年、15年ぶりに3万人を下回りましたが、

それでも高水準であることに議論の余地はありません。

 

国別で比べても日本のような先進国の中ではかなり高い自殺率であると言えます。

こちらは前年の自殺率のランキングになります。

 

以下世界保健機関(WHO)と

「International Journal of Environmental Research and Public Health」

がまとめた調査です。

 

<自殺率の高い国トップ10>

1位 リトアニア 34.1%

2位 韓国 31.0%

2位 スリランカ 31.0%

4位 ロシア 30.1%

5位 ベラルーシ 27.4%

6位 ガイアナ 26.4%

7位 カズフスタン 25.6%

8位 ハンガリー 24.6%

9位 日本 24.4%

10位 ラトビア 22.9%

自殺率:10万人辺りの自殺死亡率

 

上記の通り日本は9位にランキングしています。

この数字は前年はおよそ2万7千人もの人が自殺したことを示しています。

韓国や、ロシアも上位にランクインしていますが、

この中の国の多くは紛争などの社会的問題を抱えている国です。

経済的にゆとりのある、“豊かな国”と言っていい日本で

このような数字が表していることは何なのでしょうか。

 

まず自殺者の中には大きく分けて3種類あると思います。

一つは10代での自殺。

いじめなどが原因で自ら命を絶ってしまっています。

現在メディアなどで一番取り上げられているのが、10代での自殺の問題です。

二つ目が20代〜30代での自殺。

今の社会的な理由や、経済的な原因は多くあるのではないでしょうか。

現実との狭間で苦しみ、命を絶ってしまっている現状があります。

三つ目は40代、50代から上の人の自殺。

こちらも経済的な理由は多くあるとは思いますが、

長く生きている分、理由は多種多様あるのではないでしょうか。

 

いずれにせよ、自殺する理由には一定の空間から外れてしまうことが挙げられます。

中高生にしても、社会に出てからの大人にしても、いじめとまではいきませんが、

周りの人とのギャップや格差に悩ませられている方が多いのではないでしょうか。

 

幼少期のいじめだととてもそれが顕著に現れています。

子供は自分たちと違う子供を激しく疎外したりしますよね。

それが正義かどうかが問題ではないのです。

ただ「違う」ことを問題にしています。

我が国日本では「倫理的正しいこと」より「周りの考えに対する同調」が、

正義になる傾向が強いように感じます。数が多いことが正義なのです。

多勢に打ち勝つことはたしかに難しいです。

しかしこんな時代ですから、誰に何を言われても、自分は自分で、

自分のしたいように生きると思えることも強さなのではないでしょうか。

 

とても難しい問題ではありますが「自分」をある程度強く持つことは大事だと思います。

人と比べだすとキリがありません。

人生を満足するためには人と比べて上だとか下だとか思うと上手くいかないと思います。

 

日本はこれから先、福祉や年金などに圧迫されていく状況がしばらく続くと思います。

少子高齢化はとても大きな課題であります。

その中で働き生きていきながら、楽しさや喜びを見つけることは、

難しいことであるかもしれません。

でもなんでもいいんです。生きる理由なんて。

誰かのために生きる人がいるように、

自分のために生きる人もいます。

それが人でなくても、なんでもいいと思います。

是非全ての人にそんな理由が一つでも見つかるといいと思います。

 

途中で自ら命を絶つということは、倫理的にあってはならないことだと思います。

決して自殺者を全面的に批判するつもりはございません。

自殺された方の気持ちなどを察することはできませんから。

僕には想像できないほど辛い経験をされてる方もたくさんいると思います。

それ以前にその環境を作り上げるが本人のみならず「周り」だからです。

生まれながらの不幸を背負った人もいて、

とんだ悲劇に見舞われた人もいるでしょう。

 

しかしながら、今の時代ついつい周りの世界を見る視野が狭くなりがちです。

都会より田舎のほうが空気が澄んでいて気持ちいいです。

日本より自由な国もいくらでもあります。

今よりお金がなくても生きてはいけるでしょう。

今友達がいないと嘆いていても環境が変わればできるかもしれません。

この世界に自分を認めてくれる人は必ずいます。

綺麗事にはなりますが、そんな希望はいつの時代でも捨てたくないです。

それを探すだけでも生きる価値はあるのではないでしょうか。

 

少なくとも、

 

平和≒自殺がない世界

 

だと思っています。

 

 

 

, ,
Trackback

no comment untill now

Add your comment now